試乗はしたほうがいいの？試乗で気をつけるべきポイントをご紹介します。
中古車を選ぶ際の試乗について、もしできるのであれば、当然試乗してみるのはアリですが、
中古車の場合は安易に試乗するのは気をつけた方がいいです。
中古車は状態や登録状態は車ごとにそれぞれで、なかには車検や自賠責保険が切れている可能性もあります。
万が一そのような事があった際には、例え販売店からどのような説明を受けていたとしても、免許の点数を減点されるのは運転者です。
仮に車検や自賠責保険がしっかり残っていても、店頭展示している中古車はほとんどが整備を受けていません。
中古車は一般的に成約してから点検整備をするのが一般的になっています。万が一整備不良が原因で警察に止められたり事故を起こしても、一番の責任は運転車になります。
販売店の営業が試乗可能と言っても、車の状態や万が一事故が起きた時の事を確認しておくようにしましょう。
このように中古車は試乗する事に対して新車以上にリスクがあるケースもあります。
ですが車の状態をしっかり見極めるというのは重要になります。
仮に試乗ができないケースでエンジンだけは必ずかけてもらうようにしましょう。
- アイドリング時の振動が大きくないか？
- 異音がないか？エンジンの調子が悪そうではないか？
というのは最低限確認しておくといいでしょう。
また、車の運転した時の取り回しや加速感の確認ではなく、乗り心地や調子が悪い所がないか？というのを確認したい場合は販売店の営業に運転をしてもらい、横に同乗するというのも有効です。ナンバーを一時抹消などできってしまっている車であれば例外なく試乗はできません。
販売店の人は回送用の仮ナンバーを付けて公道を走らせる事はできますが、回送用ナンバーを付けて試乗するというのは違反になりますので、必ずやらないようにしましょう。
また、回送用仮ナンバーは同乗車を乗せて複数人で走らせる事も禁じられてますので、販売店の人に運転してもらい、同乗するというのもできません。
そういった場合でもエンジンだけは必ずかけるようにして、敷地内で動かせる余裕があれば、販売店の人に運転してもらい、発進時の異常や動いた時の異音がないか確認しておきましょう。