点検整備を行っていれば、中古車だからといってすぐ壊れるリスクにそこまで過剰に反応しなくてもいいでしょう。

中古車って壊れないのか不安。

中古車を敬遠する人が口を揃えていう理由です。

 

中古車は壊れないか?

 

結論を言うと、壊れる可能性は当然あります。
しかしこれは中古車に限らず新車でも壊れる可能性というのは必ずあります。

 

車というのは機械のかたまりです。
エンジンや駆動系・メーター・コンピューター関連など複雑な部品を多数使っており、世の中に絶対に壊れない車は無いといっても過言ではないでしょう。

 

ですので、新車ですとメーカーが保証を付けいますし、中古車も販売店ごとに保証を付けたり、有償で延長保証のサービスを用意していたりします。

 

車を乗るには、故障のリスクとはどのような車でも必ず向き合わなければいけないことなのです。

 

 

中古車は新車に比べて壊れやすいか。

答えは当然YESです。

 

経年劣化や摩耗による劣化はその部品だけではなく、車全体の故障の可能性を高めます。
ですが一部の外車は例外として、最近の車は一昔前に比べて故障は少なくなりました。

一例をあげますと、少し前の車ですとカムシャフトを駆動させる部品にタイミングベルトというものを使ってました。

 

 

これは10万キロが寿命と言われており、10万キロを超えて乗るとタイミングベルトが切れて突然車が動かなくなってしまう可能性があり10万キロで交換を要するものでした。

 

 

最近では、この部品をベルトではなくチェーンを使用しているモノが主流になっており、タイミングチェーンはオイル交換させ定期的にしていれば交換不要という部品で、一般的にも20万キロは問題なく走れると言われています。

 

 

この他にも、エンジンや足まわりなどの、車を動かす為に重要になる部分は、例え中古車でも簡単には壊れないように作られており、安い中古車や走行が多い中古車はすぐに壊れるといった言葉も今ではそんなにあてはまらなくなってきました。

 

なかには走行が少ない、たまにしか乗ってなかったような車よりも、毎日乗られていた車の方が調子良かったりもします。

 

中古車を選ぶ際は簡単に気になる車種がネットで故障が多くないか?などを調べる程度の事だけはしておきましょう。

 

点検整備を行っていれば、中古車だからといってすぐ壊れるリスクにそこまで過剰に反応しなくてもいいでしょう。

 

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